障害者の舞台芸術祭「あいサポート・アートとっとり祭」が27日から倉吉市で始まり、音楽やダンスなどのステージイベントが行われました。

このイベントは、2014年に鳥取県で開かれた「全国障害者芸術・文化祭、とっとり大会」をきっかけに毎年開かれています。

イベントは27日と28日の2日間開かれ、倉吉市のエースパック未来中心を会場に、障害のある、なしにかかわらず、誰もが楽しめるパフォーマンスを約30の団体が披露します。

書道パフォーマンスを披露したのは、倉吉東高校、倉吉総合高校の生徒、倉吉在住の高橋俊和さんです。
力強い筆さばきで「生命力」「いのち輝け」の文字を書きました。

また会場では、障害者アートに光を当てようと、一般社団法人クッドクリエイターズが去年から取り組んでいる「山陰ご当地フォントプロジェクト」をPRしました。

障害者が描いた絵をデザイナーがアレンジしてシールにし、ファミリーマートの店内に設置されているマルチコピー機「ファミマプリント」で販売します。

販売は全国にある約1万6300店舗のファミリーマートで27日から始まり、売り上げの一部は、原画の作者に支払われます。

山陰ご当地フォントプロジェクト・松下真理子さん:
ステッカーを通して、彼らのことを身近に感じて頂いて、彼らとの距離が近づいていけたらいいと思う。

シールは14種類あり1枚550円。
来年2月28日まで全国にあるファミリーマートのマルチコピー機で販売されます。

TSKさんいん中央テレビ
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