ドクターヘリについて長崎県は24日、整備士が確保できなかったとして10月の6日間、運航を一時休止すると発表しました。
運休するのは10月22日から24日までと、29日から31日までの合わせて6日間です。
長崎県によりますと、運航を委託している学校法人からヘリに搭乗する整備士の退職や休業などにより10月から12月の間、整備士を確保できなくなったとして、長崎県を含む9都府県に運休の依頼が入りました。
長崎県は離島や半島が多く、運休は救急患者の搬送に影響が大きいことから運航の継続を県は強く要請しましたが、10月は6日間、調整がつきませんでした。
その間は、県防災ヘリを運用したり佐賀県のドクターヘリに応援を要請したりするなどして対応します。
整備士不足によるドクターヘリの運休は、8月に続いて2回目です。
11月以降については、まだ決まっていないということです。