島根県吉賀町出身で2022年に亡くなった服飾デザイナー・森英恵さんの生誕100年を記念した企画展が、益田市で開かれています。

益田市のグラントワで開かれている企画展。
2025年で生誕100年を迎えた吉賀町出身の服飾デザイナー・森英恵さんの生涯とその業績をドレスなどの作品や写真など、約400点の資料を通じ振り返ります。

島根県立石見美術館・的野克之館長:
数多く、初公開する素晴らしい作品を展示することができました。森英恵さんの芸術的な精神を存分に味わっていただくことができると確信しております。

会場には、ふるさとで見た景色を生涯大切にしていた森さんの代名詞ともいえるチョウがあしらわれたドレス。
そして、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の所蔵作品5点を展示。
今回の企画展のためにはるばる里帰り、国内で初めて公開されました。

戦後の高度成長期にデザイナーとして頭角を現し、家庭を持ちながらも大きな仕事を成し遂げた「新しい女性の生き方」を体現した森さんが世界に羽ばたくまでの軌跡をたどることができます。

この企画展は、益田市のグラントワで12月1日まで開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
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