自民党の総裁選挙が22日に告示され、10月4日に向けて5人が争う12日間の選挙戦がスタートしました。
最新情勢について、自民党本部からフジテレビ政治部・木村祐太記者が中継でお伝えします。
先ほど、座席や論戦の順番に使われる5人の届け出順が確定し、午前11時半現在、自民党本部では昼に行われる演説会の準備が行われています。
立候補の受付は午前10時に始まり、代表者が推薦人名簿とともに届け出ました。
届け出順はくじ引きで、小林氏、茂木氏、林氏、高市氏、小泉氏の順に決まりました。
自民党・小林鷹之元経済安保相:
(他候補は)先輩方が揃ってますけど、臆することなく、この国の未来のために同志とともにぶつかっていきたい。
自民党・茂木敏充前幹事長:
党や政府でも様々な役職を経験させていただいた。その全てをこの国のために捧げたい。
自民党・林芳正官房長官:
この2週間弱の戦い、しっかり政策を訴えて戦い抜いていきたい。そういう決意でございます。
自民党・高市早苗前経済安保相:
心静かに、そして幸せな、燃えるような思いです。この総裁選挙にかける意気込み、半端なものではありません。
自民党・小泉進次郎農農水相:
きょうから始まる総裁選を丁寧に、そして誠実に最後まで仲間と一緒に戦い抜こうと。
議員票の情勢についてFNNの取材では、小泉氏がトップの支持を集め、林氏、高市氏が続いて激しく争う展開となっています。
トップ争いの小泉氏、高市氏は持論の政策を「封印」し、中間層を取り込む戦略が鮮明ですが、各候補の「違い」が薄まったことで、「安定感」の林氏の支持拡大に注目が集まるほか、主張が明確な茂木氏、小林氏の追い上げも焦点です。
午後1時からは演説会が開かれ、論戦がスタートします。