秋の交通安全運動が9月21日から始まりました。自転車の交通ルールの順守を呼びかけようと22日、警察による自転車の指導取り締まりが岡山県内一斉に行われました。

このうち、岡山市北区岩田町の市道では、岡山中央警察署の警察官が、朝の通勤・通学の時間帯に合わせて、右側通行や、イヤホンをして自転車に乗っている人などに注意を呼びかけました。

岡山県警によりますと、2025年に入ってから8月末までに自転車が関係する人身事故は697件発生していて、事故を起こした人の約7割が一時不停止や信号無視などの交通違反を伴っているということです。

2026年4月から交通違反に反則金が科される「青切符」が自転車にも導入されることを受け、警察は、より徹底した交通ルールの順守を呼びかけています。

(岡山中央警察署交通2課 今西信行課長)
「自転車も車の仲間。交通ルールをしっかりと守って安全に利用してほしい。スマートフォンによる「ながら運転」や飲酒運転は悪質で危険な運転なので絶対にやめてほしい。」

県内では22日朝、警察官約290人が88カ所で、自転車の指導取り締まりを行いました。

岡山放送
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