島根県隠岐の島町の海岸に9月17日に、木造船の一部が漂着しているのが見つかりました。隠岐海上保安署は、これまで数多く漂着している「北朝鮮」の木造船に特徴が似ているとしていて、調べを続けています。
【画像提供:沖海上保安署(漂着した木造船の一部)】
木造船の一部が漂着していたのは、隠岐の島町久見の海岸で、17日に隠岐の島警察署から隠岐海上保安署に通報がありました。
海保署員が海岸を調べたところ、全長約4.2メートル、最大幅約1メートル、厚さ約5センチの木造船の一部と、それぞれ全長が約3.1メートルと約1.5メートルの木造船の破片2点を確認しました。
木造船にはコールタールのようなものが塗られていて、文字や数字の記載はありませんが、過去に漂着した北朝鮮の木造船に特徴が似ているとしています。
隠岐の島町では、2024年2月に北朝鮮のものと思われる船が漂着しています。