福島県出身のトップアスリートが、郡山市の小学校に登場!子どもたちと全力疾走した。
「できるだけ地面に足が付いた時に、大きな力を地面からもらって前に進みたいわけです」郡山市の薫小学校にやってきたのは、2021年の日本陸上選手権800メートルで日本一に輝いた、郡山市出身の田母神一喜(たもがみかずよし)選手。9月17日、6年生に「短距離走」で速く走るコツを分かりやすく指導した。
「しっかり(足を)後ろに引いて、目線がななめ前ぐらい」短距離走で特に大事なスタートの練習では、できるだけ前傾姿勢を保って足を踏み出すトレーニングを繰り返した。そして最後は…スピードを肌で感じてもらおうと、すべてのこどもたちの列に加わり、全力で何度も駆け抜ける。
参加した児童は「すごく速くてカッコイイなと思いました」「アスリートと走れて、初めての体験だったので良かったなと思いました」と話す。
練習の後、地元出身の田母神選手にはこんな質問も!「寿司屋に行くとしたらどこの店に行きますか?」田母神選手が「郡山だと、とっぴーに行きます(笑)」と答えると、子どもからは「あーおいしい」と声が上がる。
田母神選手は「元気溢れる小学生の皆さんに逆にこっちがパワーをもらうような良い教室になったと思います」と話していた。
子どもたちにとって最高の陸上教室になったようだ。