地検「起訴に足る証拠集まらず」
仙台市内で10代の女性に対して性的暴行を加えた疑いで逮捕されていた海上自衛官の18歳男性について、仙台地方検察庁は9月16日付で不起訴処分とした。「公訴を維持するに足りる証拠を収集するに至らなかった」としている。
不起訴となったのは、神奈川県横須賀市に住む海上自衛官の当時18歳の男性。警察によると、男性は7月6日未明、仙台市内の建物内で10代の女性に対し、性的な暴行を加えた疑いで緊急逮捕されていた。
逮捕当時、警察は被害者保護の観点から、男性の認否を明らかにしていなかった。
仙台地検は、9月16日付でこの男性を不起訴処分とした。理由については、「公訴を維持するに足りる証拠を収集するに至らなかった」としている。