SNS上でのトラブルから発展して、男性を車でひき殺そうなどとした疑いで、福岡県北九州市の19歳の少年など18歳から21歳の男10人が17日までに逮捕されました。

県警少年課によりますと、このうち北九州市小倉南区の建設作業員の少年(19)は、SNS上で自営業の男性(23)に因縁をつけてトラブルとなり、3月5日夜、他の男らと共謀して、北九州市小倉南区徳力の駐車場で男性を車でひき殺そうとしたほかバットのようなもので顔面を殴ったとして殺人未遂などの疑いが持たれています。

また少年ら10人は会社員男性(20)の車を取り囲み「殺してやんぞ」などと脅し、バットなどで顔面を殴ったほか、車の後部ガラスをたたき割るなどした疑いも持たれています。

被害者側も鉄パイプや金属バットなどの凶器を持って15人ほどが事前に集まり、少年らの到着を待ち構え“決闘”に備えていたということです。

男性はあごの骨を折る2カ月の大けがをして、直後に男性の母親から警察に通報があり、発覚しました。

調べに対し少年は「知らない」などと容疑を否認しているということです。

現場には20を超える凶器が残されていて、警察に逮捕された10人のうち少年5人は家裁に送られ、残る男5人は凶器準備集合の罪で起訴されました。

テレビ西日本
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