福岡県医師会は県内で「はしか」の感染が相次いでいるとして、ワクチン接種を呼びかけています。

県医師会によりますと「はしか」の感染者は去年は1人でしたが、今年は感染が相次ぎこれまでに21人確認されています。

「はしか」は39度以上の高熱と発疹が出るほか、肺炎や中耳炎などの合併症を引き起こしやすく、空気感染が主な感染経路です。

感染力が極めて強く、ワクチン接種が有効な予防策ですが、県内の接種率は90%ほどと目標の95%に達していないということです。

県の医師会は1歳と小学校入学前の1年間に実施される2回のワクチン接種を受けることや、成人でも母子手帳などを確認して必要がある場合には接種するよう呼びかけています。

テレビ西日本
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