8月に大阪・道頓堀で発生したビル火災を受け、呉市消防局が市内にある商業ビルの立ち入り検査を行いました。
立ち入り検査は9月5日から始まっていて、17日、呉市消防局の3人が市内のビジネスホテルで施設の点検を行いました。
この検査は、8月18日に発生し消防隊員2人が亡くなった大阪市中央区のビル火災を受けて行われたものです。
検査の対象となるのは地下や3階以上に飲食店などがあり、不特定多数の人が利用し、さらに避難階段が1つしかないビルです。
今回は、通常の点検と異なり、消防隊が手早く安全に活動できるかを調べるもので、避難経路を確認したほか、窓の外からはしごを使用できるかなどをチェックしました。
【呉市消防局/西明 昌晃 警防課長】
「実際の災害では迅速に対応できると考えている」
立ち入り検査は、今月末まで行われる予定です。