沖縄戦で首里城の地下に構築された第32軍司令部壕について、県が行っている発掘調査の現地説明会が開かれました。13日取材第32軍司令部壕は旧日本軍が住民や学徒なども動員して首里城の地下に造ったもので、沖縄県の史跡に指定されています。2024年4月に正確な位置が特定された「第一坑口」の周辺で行われている発掘作業の成果を伝えようと開かれた説明会には約20人が参加しました。
第一坑口に通じる通路の調査や、シェルターと考えられる構造物とそこに面した斜面の間に石灰岩が詰め込まれているのが確認されたことなど県の担当者から説明を受けました。

首里出身の親子での参加者:
(戦争を)知らない世代なので、学んでいって理解しないといけないなと

小学1年生の息子との参加者:
ここでどんなことがあったのかな、なぜあったのかなと考える教材というか場所なので、今後整備を進めてもらいたいなと思います

発掘作業の様子は18日まで公開されています。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。