沖縄県内では16日、警察官を名乗る人物などから金を騙し取られる特殊詐欺の被害が相次いで確認されました。9月13日、本島中部の20代の男性にクレジットカード会社の職員や警察官を名乗る人物から電話があり「あなた名義の口座がマネーロンダリングに使われている」「金を調査する」などと説明され現金590万円を騙し取られました。
また、16日は名護市に住む30代の男性が京都府警の警察官や刑事を名乗る男らから「詐欺の容疑がかけられている」などとして捜査名目で金を振り込むよう指示され54万円を騙し取られました。
警察は警察官が電話などで現金を要求することは絶対に無いとしてこうした電話があれば必ず詐欺を疑い周囲に相談してほしいと呼びかけています。