熊本県は赤潮の影響で八代海で養殖のシマアジ6500匹が死んだと16日、発表しました。
有害プランクトンの『シャットネラ属』による赤潮の影響が確認されたのは上天草市沖で養殖されていたシマアジ6500匹で、被害額は約212万円に上ります。
熊本県によりますと赤潮による漁業被害は今年度初めてで、県は16日危機管理対策本部を立ち上げました。
八代海には現在、有害プランクトンの『シャットネラ属』と『カレニア ミキモトイ』が発生したとして赤潮警報が出されています。
県は「今月に入ってから赤潮は減少傾向にある」としながらも、養殖業者に対しては
引き続き、「海の色の変化や魚の状態に注意し、必要に応じてエサやりをやめる」などの対策を指導しています。