盛岡秋まつり(岩手県盛岡市)最終日となった9月16日、盛岡八幡宮では祭りを締めくくる流鏑馬が奉納されました。
訪れた人たちはその勇壮な姿に見入っていました。
五穀豊穣や子孫繁栄を祈願し340年以上前から伝わる神事「南部流鏑馬」。
3人の射手奉行は長さ約400mの馬場で1人3回馬を走らせ、馬の上から合わせて9枚の的を射ます。
縦・横60cmの的に向かって不安定な状態から次々に矢を放つと、介添え奉行が「よう射たりや~」と声をあげながら勢いよく駆け抜け褒めたたえました。
16日は射手奉行の櫻田功さんが9つ全ての的を射る「全的中」に成功し、会場からは歓声と大きな拍手が起こりました。
盛岡市から来た人
「皆さんすばらしい。全部当てるのも難しいけれで、当てている方もいらっしゃって」
千葉から来た人
「木の板(的)を割ったり当てたり、かっこよかった」
「(走るのが)早かった、新幹線くらい」
訪れた人たちは流鏑馬の勇しい姿に引き込まれるように見入っていました。