熊本県は１６日、一連の大雨による学校など教育関連施設の被害額を初めて公表し、約５６億円に上ることが分かりました。
県教育委員会によりますと、学校施設では県立と市町村立合わせて１３４校が被災。被害額は約１６億２０００万円。社会体育施設では、避難所として使われていた体育館が床上浸水した松島総合運動公園など４２カ所が被災し、被害額は約３０億３０００万円に上っています。
このほか、国や県の指定文化財などの被災も含めると教育関連施設の被害額は県全体で約５６億円に上るということです。
県は、国に被害額を報告した上で被災した施設の早期復旧に努めるとしています。
