福島県玉川村では、かつて子どもたちで賑わったある場所を分譲地として販売している。その狙いは?

玉川村のすがまプラザ交流センター。2020年に閉校した旧須釜中学校の校舎を再利用してオープンした村の交流拠点だ。
今回、玉川村が販売するのは、学校のグラウンドとして使用されていた土地。すでに工事が始まっている建物もある。福島空港から約3キロとアクセスが良い今回の分譲地は、広さ9400平方メートル。Uターンや移住促進につなげるのが一番の狙いで、村では2025年5月から販売を開始した。

玉川村企画政策課の中田峻之副主査は「(すがまプラザは)村外からも利用者けっこういらっしゃるので、そこを拠点にぜひUターン・Iターンという形で、こちらに拠点にして、住んでいただければというのが理想ではあります」と話す。

さらに、水害対策として、玉川村など3つの町と村で進められている阿武隈川の遊水地整備事業。避難対象となる世帯の移住先としても活用が期待されていて、現時点で33区画中、12区画の契約が決まっている。玉川村企画政策課の中田さんは「主に子育て世帯の方を中心に、アクセスの良さとかも好条件にはなると思うので、ぜひご購入検討していただいて、ご不明点等あればお気軽にお問合せいただければと思います」と話した。
(問い合わせ:玉川村企画政策課0247-57-4628)

福島テレビ
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