福島県北塩原村の40代の男性職員が、議員の旅行積立金など107万円を横領し、懲戒免職処分になった。
北塩原村によると、議会事務局の書記を務めていた40代の男性職員は、2019年から2023年までの間に、議員の旅行積立金などを9回にわたり不正に引き出し、合わせて107万円を横領していた。
外部から指摘があり、村が調べたところ使途不明金が発覚。聞き取りに対して、当時お金を管理する立場だった男性職員は横領を認め、「借金の返済などにあてた」などと話しているということだ。男性の氏名は公表されていない。
村は「職員全体で再発防止と信頼回復に努める」としていて、警察に被害届を提出し、受理されたということだ。