TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
瀬戸内海で試験運行中のAI技術を搭載した船を使ってサンセットクルーズが行われました。

人工知能、いわゆるAIが障害物を避けながら自動で航行するシステムを搭載している「スマート海上バスゆき姫」。

現在、離島の住民の移動手段の確保や船員不足の解消に向けて大崎上島町と竹原市を結ぶ航路で試験運行が行われています。

サンセットクルーズはこの船を多くの人に知ってもらおうと竹原市で飲食店を営む室岡真人さんが企画。夕食には瀬戸内海産のチヌを使ったカレーがふるまわれました。

参加者は自動航行システムの説明に熱心に耳を傾けたり、夕暮れの瀬戸内海の景色を写真に収めたりしていました。

【参加者】
「景色が良くて最高ですよね。自動航行と聞いているんでそれでちょっとドキドキはします。楽しいです」
「海がきれいでびっくりしました」

【サンセットクルーズを企画した室岡真人さん】
「(引き続き)瀬戸内海の魅力をたくさんの人に知ってもらえるように色々仕掛けていきたいなって思っています」

自動航行システムを搭載した「スマート海上バスゆき姫」は来月20日まで試験的に運行されます。

テレビ新広島
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