広島県が抱える「転出超過」の課題を解決しようと、地元の企業と学生によるワークショップが開かれました。
ワークショップに参加したのは、地元企業7社の社員や県内の大学生などおよそ40人です。
このイベントはマツダなど広島の企業が転出超過の課題を解決するために立ち上げたプロジェクト「HATAful」の活動の一環で実施されたものです。
参加者はグループに分かれて転出超過の課題解決に向けて意見を交換。
多くの若者が就職を機に広島を離れることから、1つの企業だけでなく企業同士が連携することで魅力を高める活動に期待をする声や、自然や歴史があふれる広島の街でワークライフバランスの充実を発信する必要性を訴えました。
【参加した学生は】
「こういう仕事があるんだよという認知が広がれば、広島にいたいという選択の幅が広がるのかなと思います」
【参加した社会人(Uターン就職)】
「街中で住める、家賃も首都圏ほど高くないのも魅力ですし、ライフワークバランスも整っているので、広島に帰ってきて良かったと思います」
今回のアイデアは来月以降、「はたフル」の取り組みとして採用される予定です。