広陵高校野球部の暴力や不適切指導をめぐる問題をうけ、県高等学校野球連盟は指導者を集めた臨時会議を開き、暴力、ハラスメント行為の根絶など3つの方針を示し意見を交わしました。
【広島県高野連・田中裕之助 専務理事】
「一校の問題ではなく広島県全部の学校の問題として考えて、改めて日頃の部活動の在り方、指導内容に関して今一度見つめなおして…」
この中で、県高野連は、「暴力、ハラスメント行為根絶」。「不祥事が発生した際の連盟への報告の徹底」。「研修会の実施と内容の見直し」の3つの方針を示しました。
また、今回の広陵高校野球部の問題では、「被害者からの聞き取りが不足していた」と指摘。
再発防止に取り組む考えを示しました。
参加した指導者からは、「当事者同士の意見の食い違い」を懸念する声もあがり、問題の複雑さが改めて浮き彫りとなりました。
会議には、広陵高校野球部の新しい部長も参加し、関係者に謝罪しました。