津山市椿高下の学習塾「山田共学道場」が、岡山地方裁判所津山支部から、9月4日、破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
帝国データバンクの発表によりますと、山田共学道場は1992年7月に設立された学習塾の運営業者です。
県立津山高校など学校が集中する地域で、小学生から高校生を対象に、6人前後の講師でスクール形式での塾を運営していました。
しかし、近年はエリア内の少子化が進行するなか、大手学習塾の進出による競合に加え、人気の個別指導への転換、設備対応が困難なこともあり、塾生が減少していたということです。
不採算運営が続き、経営の見通しが立たなくなり、2025年8月30日で事業を停止していたということです。
負債は約2300万円とみられています。