東京・霞が関の中央省庁で原発事故による除染で出た土が再生利用された。

中央省庁の花壇に運び込まれたのは、中間貯蔵施設で保管されている原発事故による除染で出た土。13日から作業が始まり、他の2カ所の庁舎と合わせて約40立方メートルが再生利用される計画。

除染で出た土の再生利用は今年7月、総理官邸で全国で初めて始まっていて、政府は中央省庁での取り組みなども通じ、全国的な利用拡大につなげたい考え。除染で出た土をめぐっては、2045年までに県外で最終処分することが法律で決まっていて、政府は2035年を目途に候補地を選定する計画を示している。

福島テレビ
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