神奈川県で2台のバイクに6人が“3人乗り”をし、逆走する危険な行為が撮影された。さらに中にはノーヘルでナンバープレートもない人物もいたという。
一方、岐阜県では走行中のトラックの荷台に5人が乗っている様子も確認された。交通法の専門家は「道路交通法違反となる可能性がある」と指摘している。
まさかのバイク2台に“6人乗り”
神奈川・大和市の交差点で7日午後6時前、信号待ちのドライバーが撮影したのは危険な場面だ。
当時を振り返り、ドライバーは、「何やってんだと思いましたね、はっきり言って」と話している。

当初、2台のバイクが横断歩道の上で停車していた。
しかし、よく見るとまたがっているのは、3人だ。そして、もう1台のバイクにも3人が乗っていた。合わせて6人が2台のバイクに“3人乗り”をしていたのだ。

さらに6人のうち4人はヘルメットをかぶっておらず、どちらもナンバープレートをつけていなかった。
ライダーたちは信号の色が青に変わりバイクを発進させると、ちらちらと後ろを確認し、反対車線を走行していた。その後、右折していったという。
荷台に5人を乗せたまま走るトラック
一方、岐阜・中津川市で8月23日午後3時過ぎ、危険な行為がカメラに捉えられていた。

反対車線にはピックアップトラックが走っていたが、車の荷台には映像でわかるだけでも5人が乗りこんでいたのだ。中には、立っている人の姿もみられる。
撮影者によると、乗っていた人々の様子については、「騒ぐ様子はなく、リラックスしていて、バカンスを楽しんでいるように見えました」と語っている。
こうした行為は違反に問われるのか。交通ルールに詳しい高山弁護士によると、「荷物の見守りなどで必要最低限であれば、荷台に乗ることができるが、今回のケースは道路交通法違反となる可能性がある」という。
(「イット!」 9月11日放送より)
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