東日本大震災から9月11日で14年半です。
月命日に合わせ岩手県陸前高田市では、津波の犠牲者を供養する法要が営まれました。

陸前高田市小友町にある小友地蔵尊は、震災後に大阪の一般社団法人から贈られたものです。

11日は中尊寺金剛院の破石澄元住職が訪れ、津波の犠牲者に祈りをささげました。

中尊寺金剛院では、小友地蔵尊の台座や東屋を整備し、遺族や地域の人とともに供養を続けています。

11日は花や供え物などがささげられ、訪れた人が津波の犠牲者に思いを寄せながら静かに手を合わせていました。

遺族は「だいたい(毎月)お参りしている。やっぱり(震災の)11日を思い出すので」と話します。

訪れた人は「地域の方々とお会いできるのはここだけ、震災後に移り住んだので」と語ります。

法要は毎月11日に行われていて、中尊寺金剛院では今後も供養を続けていきたいとしています。

岩手めんこいテレビ
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