群馬・安中市で8月15日、道路を走行中の白い車が、転回しようとしたタンクローリーを避けきれず接触した。

白い車は、衝突後茂みに乗り上げて停止したが、乗っていた2人は擦り傷など軽傷を負った。事故当時、タンクローリーの運転手は、左右確認を1回もしないで転回したと話していたという。

車線塞ぐタンクローリー…急ブレーキも間に合わず衝突

1台の白い車が茂みに止まっている。助手席側の窓ガラスが割れ、ドアには大きな亀裂が入っている。

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旅行で軽井沢に向かっていたカップルが撮影したのは、恐怖の事故の瞬間だ。

群馬・安中市の見通しの良い道路で8月15日午後2時前、ドライバーが左の車線にいたタンクローリーを追い抜こうとしたその時、突然タンクローリーが右にハンドルを切り、車線を塞ぐような形になった。

タンクローリーとぶつかり茂みの中に入る車
タンクローリーとぶつかり茂みの中に入る車

白い車は、とっさに急ブレーキを踏み、衝突を避けようとするも間に合わず、タンクローリーとぶつかると、破片が舞う中、茂みの中へ突っ込んだ。

衝突のはずみで、白い車は飛ばされ、木に直撃しそうになったが、茂みに乗り上げたため、手前で停止したという。

「周りが一切見えていなかった」と事故後に話す

撮影者は、「(タンクローリーの運転手は)50過ぎぐらいの方。左右確認を1回もしないで、転回したような話はしていた。(周りが)一切見えていなかったと話していた」と当時の状況を語った。

(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

一方、タンクローリーを管理する運送会社は取材に対し、「事故は把握していている。現在、当事者同士が警察などを通してやりとりしている」と説明した。

この事故により、白い車に乗っていた2人は、擦り傷などの軽いけがをしたという。
(「イット!」9月11日放送より)

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