玄海原発でドローンと思われる3つの光が目撃された問題で、原子力規制委員会は10日、初動の対応について、情報発信に課題があったと報告しました。

玄海原発では7月26日の午後9時ごろ、敷地上空にドローンと思われる3つの光が確認され、九州電力は「核物質防護事案」にあたると判断し原子力規制庁に通報しました。

この問題で原子力規制委員会は10日、非公開で臨時会議を開いて初動対応などを議論し、「ドローン3機が飛行中」との情報を出したあとに、「ドローンと思われる3つの光」に訂正した点に課題があったと報告しました。

原子力規制委員会は国内初の「核物質防護事案」でどのような情報を発信すべきか判断に時間を要し、九州電力との情報共有にも混乱があったとし、今後は警察など関係機関と調整して改善を図っていくとしています。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。