京都のおいしいものを集めた物産展が9月10日から岩手県北上市の百貨店で始まりました。出店数は過去最多となっています。
とろけるような食感のわらび餅や九条ネギをたっぷり散らした唐揚げ、鳥居の形をしたクッキーが乗ったプリンアラモードなど、京都の名店自慢のグルメがずらりと並んでいます。
2025年で9回目となる「京都展」、今回は初出店2店を含む過去最多の19店舗が出店しています。
初出店の西京焼専門店「雅幸胤」では、甘みのある西京味噌に5日間じっくり漬け込んだ銀鱈の弁当が看板商品です。
また、和洋菓子店「東山茶寮」では、宇治抹茶をふんだんに使ったケーキに抹茶餡をあしらったモンブランロールが人気を集めています。
三倉茉裕子アナウンサー
「しっとりとした抹茶生地にほろ苦い抹茶クリーム。更に抹茶餡が重なって、深みのある甘さと香りが広がります」
初日の10日は、開店と同時に大勢の人が訪れ、京都弁が飛び交う雰囲気も楽しみながら買い物をしていました。
来店客からは「(京都は)足を伸ばしにくい場所なので、近くでおいしいものをたくさん買えるのはうれしい」「肉まん、八つ橋を買った。京都に行ったような感じでありがたい」などの声が聞かれました。
京都の味を堪能できるこの物産展は、9月16日まで北上市のTMさくら野で開かれています。