岩手県内で相次いでいる交通死亡事故の防止に向けた取り組みについて、「非常事態宣言」が出されている盛岡市では、9月10日、警察などが取り締まりや集中的な広報活動を行い、交通安全を呼びかけました。

盛岡市では10日、相次ぐ交通死亡事故に歯止めをかけようと、県警による交通取り締まりが行われました。

県内では8月以降、交通事故で11人が死亡し、このうち4人が盛岡市内の事故で亡くなっています。

盛岡市は12日までの10日間、「非常事態宣言」を発令し街頭での指導などを強化することにしていて、10日の活動もこの一環で行われました。

盛岡市三本柳の国道4号線沿いでは、10日は警察や市の担当者など約30人がマイクを使ってドライバーに車間距離の確保や安全確認を訴えたほか、チラシを配布して交通安全を呼びかけていました。

盛岡東警察署 小野寺武士交通官
「ぼんやり運転が非常に多いということで、ドライバーの皆さんには緊張感を持って集中して運転してほしい」

また10日は岩手町と矢巾町の国道沿いでも県警などが同様の広報活動を実施しました。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。