立憲民主党の新たな党役員人事をめぐり、当選2回の吉田晴美衆院議員を要職に起用する案が浮上していることがわかった。
FNNの取材に対し、関係者が明らかにした。
立憲民主党は11日に党役員人事を決める両院議員総会を開く予定で、野田代表は執行部を大幅に入れ替える意向を示している。
関係者によると、2024年9月の代表選挙に立候補した吉田氏を党の要職に起用する案が浮上している。
また、与野党にパイプを持つ安住淳衆院予算委員長の幹事長への起用が有力視されているほか、馬淵澄夫元国交相の要職への起用案も浮上している。
一方、野田氏と距離を置く党内最大グループ「サンクチュアリ」にも配慮し、会長を務める近藤昭一衆院環境委員長を代表代行にあて、逢坂誠二元代表代行を執行部のメンバーに起用する方向でも調整が進められている。