救急の日の9月9日、岩手県内では様々な訓練が行われました。県庁では職員が地震や火災を想定した訓練に取り組みました。
この訓練は、県庁舎の消防計画に基づいて災害に備えるため毎年行われています。
9日は震度6強を観測する地震が発生し8階の給湯室で火災が発生したという想定で行われ、職員約400人が参加しました。
訓練では地震による負傷者への対応も行われ、救護の担当者が担架を組み立て、けが人を運び出す手順を確認していました。
また火災が発生した給湯室では、職員が消火栓からホースを伸ばして、消火作業にあたっていました。
県管財課 岩間吉広総括課長
「自分が防災の役割を果たすということを徹底してもらえれば、悪い結果にはならない」
職員たちは初期消火や避難誘導など自分の役割や手順を改めて確認しながら危機意識を高めている様子でした。