◆ピッツバーグ・パイレーツ5-3ロサンゼルス・ドジャース 4日(日本時間5日午前7時40分試合開始、PNCパーク)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でパイレーツと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場。3打数ノーヒットに終わった。

前日のパイレーツ戦で大谷は投手として先発登板の予定だったが、体調不良により回避。それでも「1番DH」としてスタメンに名を連ね、第3打席で二塁打を放つなど5打数2安打。チームが0-3と完封負けを喫した中で気を吐いた。ドジャースの地区優勝へのマジックは「20」となっている。

ドジャースの先発は今季3勝3敗・防御率2.41のスネル投手。一方、パイレーツの先発は今季9勝9敗ながら防御率2.05、オールスターでも先発したスキーンズ投手が務めた。

1回表の第1打席、大谷はカウント2-2で7球目の外角高め直球を空振りして三振。

3回表2死2塁で大谷の第2打席、カウント3-1で5球目に四球を選んで出塁したが得点に至らず。

3回裏、パイレーツは無死3塁のチャンスで4番ファムにタイムリーが出て1点を先制。

5回裏無死1、2塁で3番レイノルズのタイムリーでパイレーツが1点を追加。なおも1死満塁となって6番ヨークが2点タイムリー二塁打、さらに1死2、3塁で7番カナリオのファーストゴロの間にもう1点が入り、5-0とリードを広げた。

6回表の先頭で大谷の第3打席、カウント0-2で3球目の外角高め直球を空振りして三振。

8回表2死走者なしで大谷の第4打席は、パイレーツ3番手シックとの対戦。カウント2-2で5球目の外目スイーパーを打ち上げてセカンドフライに倒れた。

9回表、この回先頭の2番ベッツがパイレーツ4番手モレタからソロホームランで1点を返す。なおも1死満塁のチャンスを作り、パイレーツは5番手ホルダーマンに継投。7番キム・ヘソンのレフトへの犠牲フライで1点、さらに2死1、2塁で8番ロハスにレフト前へのタイムリーが出て3-5と追い上げたが、最後は9番代打のロートベットが三振に倒れゲームセットとなった。

パイレーツ3連戦で痛恨の3連敗“スイープ”を喫したドジャースは、同地区3位ジャイアンツの自力優勝の可能性が“復活”したため、地区優勝マジックが消滅。大谷は3打数無安打1四球、三振2の成績だった。

プライムオンライン編集部
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