◆ロサンゼルス・ドジャース6ー3シンシナティ・レッズ 26日(日本時間27日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは26日(日本時間27日)、ホームでレッズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。
ドジャースは前日のレッズ戦で7-0と完勝。パドレスが敗れたため、1ゲーム差でナ・リーグ西地区単独首位に立ち、優勝へのマジックを「29」とした。大谷は3打数無安打1四球の成績だった。
ドジャースは今季8勝2敗・防御率3.13のクレイトン・カーショー投手が先発。一方のレッズは今季10勝9敗・防御率4.59のマルティネス投手が先発した。
1回表1死1、3塁で4番アンドゥハーのサードゴロの間に1人還りレッズが1点先制。
大谷は1回裏の第1打席、カウント1-2で4球目のワンバウンドしたカーブに手が出て空振り三振。1死で四球の2番ベッツを1塁に置いて3番フリーマンがレフト線へ二塁打。左翼手の送球エラーの間にベッツがホームに生還し、ドジャースが1-1の同点に追いついた。
3回裏の先頭で大谷の第2打席、カウント3-1で5球目に四球を選んで出塁したが、2番ベッツのセカンドゴロで二塁アウトとなった。
4回裏1死1、3塁で8番キケ・ヘルナンデスがレフトへ犠牲フライを打ってドジャースが1点勝ち越し。
5回裏の先頭で大谷の第3打席、カウント0-1で2球目の真ん中高め直球を打ってレフトへのフライに倒れた。カーショーは5回1失点でマウンドを2番手エンリケスに譲った。
6回裏、先頭の4番スミスのセンターへのソロホームランで3-1。1死で6番パヘスが二塁打で出塁したところで、レッズは2番手のスーターに継投。2死1、2塁となって9番代打ロハスがセンターへタイムリー二塁打を放ち2点を追加。2死2塁となって大谷の第4打席、カウント1-1で3球目の真ん中低めスライダーをライトへはじき返すタイムリーヒット。この回4点目を挙げ、ドジャースが6-1とリードを広げた。
7回表無死1塁で5番ヘイズが、この回から代わったドジャース3番手カスペリアスから左中間へツーランホームランを放ち、レッズが3-6と追いすがる。
8回裏2死走者なしで大谷の第5打席はレッズ4番手フィリップスとの対戦。カウント2-2で5球目の低めに落ちるスウィーパーを空振りして三振。
試合は9回表を5番手スコットが締めたドジャースが6-3で勝利。3連勝を飾り、ナ・リーグ西地区の単独首位をキープした。この日2位パドレスがマリナーズを下したため、ドジャースの優勝マジックは1つ減って「28」になった。
大谷は4打数1安打1四球、打点1、三振2の成績だった。