◆ロサンゼルス・ドジャース7ー0シンシナティ・レッズ 25日(日本時間26日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは25日(日本時間26日)、ホームでレッズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。
ドジャースはパドレスとの地区首位攻防3連戦の最終戦となった24日の試合を8-2で勝利。地区優勝へのマジック「31」が点灯した。大谷は9回にパドレス松井裕樹投手(29)から4試合ぶりとなる45号ホームランを放ち、本塁打王争いでリーグトップのシュワーバー(フィリーズ)に並ぶなど4打数1安打1四球。山本由伸投手(27)が11勝目を挙げていた。
25日は試合開始前、韓国の世界的人気グループ「BTS」のテテことVさんが始球式を務めた。ダグアウトでは大谷と笑顔で談笑する姿が見られ、始球式ではサウスポーでストライクの投球を披露。キャッチャー役を務めた山本と笑顔で言葉を交わしていた。
ドジャースは今季4勝2敗・防御率4.17のシーハン投手が先発。一方のレッズは今季5勝3敗・防御率2.63のグリーン投手が先発した。
大谷は1回裏の第1打席、3-2フルカウントで6球目の真ん中低めスライダーを打ってサードフライ。
3回裏の先頭で8番パヘスがレフトへソロホームランを放ちドジャースが1点を先制。無死1塁で大谷の第2打席、3-2フルカウントで8球目に四球を選んで出塁したが、2番ベッツの併殺打でアウトになった。
5回裏無死2塁で8番パヘスが2打席連続のツーランホームラン。ドジャースが3-0とリードを広げる。1死走者なしで大谷の第3打席、カウント1-2で4球目の真ん中低めスプリットを打ってファーストゴロに倒れた。
6回裏二死満塁で8番パヘスのショートゴロを遊撃手デラクルスが痛恨のトンネル。左翼手の送球エラーも重なってドジャースが2点を追加し5-0となった。
7回裏の先頭で大谷の第4打席は3番手モルとの対戦だったが、カウント1-2で外角低めスイーパーを引っかけてセカンドゴロ。続く2番ベッツがレフトへソロホームランを放ち、ドジャースが6-0とした。
8回裏1死2、3塁で8番パヘスがレフトへ犠牲フライを放ち7-0。
ドジャースは先発シーハンが7回無失点の好投。8回ドレーヤー、9回バンダとつないでレッズ打線を封じ、7-0で完勝を収めた。
ナ・リーグ西地区で同率首位で並んでいたパドレスがこの日のマリナーズ戦でローリーに50号本塁打を浴びるなど6-9で敗れたため、ドジャースは1ゲーム差で単独首位に浮上。優勝マジックは「29」となった。
大谷は3打数無安打1四球の成績だった。