◆コロラド・ロッキーズ4-3ロサンゼルス・ドジャース 18日(日本時間19日午前9時40分試合開始、クアーズフィールド)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地でロッキーズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場。2回にタイムリーを放つなど2安打をマークした。

ドジャースは15日からのパドレス3連戦で3連勝を飾り、ナ・リーグ西地区でパドレスに2ゲーム差をつけて首位をキープ。前日17日、大谷はパドレス先発のダルビッシュ有投手(39)から初回にヒットを放つなど4打数1安打、得点1の成績だった。

ドジャースの先発は今季10勝8敗・防御率2.84の山本由伸投手(27)、一方のロッキーズは今季3勝12敗・防御率5.18のフリーランド投手が先発した。

大谷は1回表の第1打席でカウント1-0から2球目の内角低めナックルカーブをライトに打ち返してヒットで出塁。2番ムーキー・ベッツのヒットで2塁まで進んだが、得点には至らなかった。

1回裏、山本は三振1つを含む三者凡退と上々の立ち上がり。

2回表1死2、3塁で9番ラッシングのライトへの犠牲フライでドジャースが1点を先制。2死3塁となって大谷の第2打席、カウント0-1で2球目の真ん中高めスライダーをピッチャー方向に打ち返した打球速度171キロの強烈な当たりが遊撃手を強襲し、センターに抜けるタイムリーヒット。ドジャースが2-0とした。

山本は2回裏も2三振を含む三者凡退に打ち取った。

3回裏、山本は四球とヒットで無死2、3塁のピンチを招き、9番リッターにライトへの2点タイムリーヒットを打たれて2-2の同点に。

5回表の先頭で大谷の第3打席は、この回から代わった2番手ヒルとの対戦。カウント1-2で4球目の外角直球をピッチャー方向に打ち返した鋭い当たりはセンターへ抜けるかと思われたが、遊撃手が横っ飛びでキャッチしショートライナーでアウト。

6回表2死2塁で7番代打のフリーランドが右中間にタイムリー二塁打を放ちドジャースが3-2と勝ち越す。

立ち直った山本は4、5、6回と三者凡退に打ち取る。

7回表1死走者なしで大谷の第4打席は3番手ペラルタとの対戦。3-2フルカウントから6球目、内角ボール気味の直球に手が出て空振り三振。

7回裏、山本は1死走者なしで5番トーバーに右中間スタンドへのソロホームランを浴び、3-3の同点に。2死から四球とヒットで1、3塁のピンチを招いたが、最後は3回にタイムリーを打たれた9番リッターをショートゴロに打ち取って3アウト。

山本は7回打者27人に103球を投げ、被安打4、被本塁打1、奪三振6、与四球2、失点3の成績で勝敗はつかず。8回からマウンドを2番手のエンリケスに譲った。

9回裏、ロッキーズは1死2塁で6番バーナベルがドジャース3番手ロブレスキーからセンター前にタイムリーを打って4-3でサヨナラ勝ち。ドジャースの連勝は3で止まった。

大谷は4打数2安打、打点1、三振1の成績だった。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。