5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に反落し、前日比61ドル90セント安の4万4111ドル74セントで取引を終えた。
トランプ大統領はこの日、CNBCテレビで、医薬品に対する関税を段階的に引き上げ、250%にすると話した。
半導体についても追加関税を近く発表すると明らかにし、関税強化が景気に悪影響を及ぼすとの警戒感から売り注文がやや優勢となった。
一方、FRB=アメリカ連邦準備制度理事会による早期利下げ観測が相場を下支えした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、137.03ポイント安の2万0916.55だった。