いよいよ8月5日開幕の夏の高校野球甲子園大会、香川の代表校、9年ぶり12回目の出場の尽誠学園の強さを紹介します。名門復活へ全国の頂点を目指します。
大黒柱・廣瀬「チームの勝敗は自分にかかっている」重圧を自身の成長に変え、甲子園へ
甲子園の切符を懸けた夏の高校野球香川大会。ノーシードから勝ち上がり、36チームの頂点に立ったのは、尽誠学園高校でした。9年ぶり12回目の夏の甲子園出場です。
(廣瀬賢汰主将)
「チームの勝敗は自分にかかっていると思って今まで練習してきたので、そのプレッシャーが自分を成長させてくれたと思っているので感謝している」
甲子園に行きたいと、中学卒業して1人で出ていった・・・激闘を終えた息子たちを迎える保護者は
激闘を終えた選手たち。その顔には喜びと誇らしさが満ち溢れていました。
(鎌田選手の母・朋子さん)
「めちゃめちゃうれしい。つらいこともいっぱいあったが頑張ったと思う」
(廣瀬主将の父・功章さん)
「よく頑張った。みんなが支えてくれて感謝している」
(廣瀬主将の母・友絵さん)
「甲子園に行きたいと、中学卒業して1人で出ていったので、本当に良かった」
(生田選手の父・透さん)
「あんなホームラン見たことなかったのでびっくり」
就任8年目の西村太監督が語ることしの尽誠学園は「3年生を中心にチームワークがある」
1947年に創部された尽誠学園高校野球部は、これまでに春、夏合わせて17回、甲子園出場を果たしている名門です。就任8年目の西村太監督(46)は2025年のチームを次のように話します。
(尽誠学園 西村太監督)
「3年生を中心にチーム。チームワークがある。厳しいことも言い合える、結束力のあるチーム。廣瀬を中心に広がっていくチーム」
チームの中心は、エースで4番を担うキャプテンの廣瀬。香川大会では33回を投げ、防御率は0.82と安定感抜群。打っては得点圏打率10割と勝負強さも光ります。
支えてくれた家族、友達、多くの人を笑顔に…9年ぶりの夢舞台で目指す全国の頂点
その廣瀬を中心に、1点を守り抜く野球にこだわってきた2025年の尽誠。9年ぶりの夢舞台で、全国の頂点を目指します。
(鎌田蒼生選手)
「3年間目指してきた場所でやっとできると、楽しみな気持ち」
(生田大悟選手)
「自分の強みはバッティングだと思うので、バッティングでチームを勝たせて甲子園で校歌を歌いたい」
(尽誠学園3年 廣瀬賢汰主将)
「このチームで甲子園に行きたいという気持ちが自分が投げる力につながった。目標は日本一と掲げていて今まで支えてくれた家族、友達、多くの人を笑顔にして全員で喜んで終われる大会にしたい」