長野県飯田市で乗用車が水門に衝突し、19歳と20歳の自動車整備科の訓練生4人が死亡した事故で、長野地検飯田支部は運転していた男性を容疑者死亡で不起訴処分とした。「容疑者死亡のため」としている。
自動車整備科の訓練生4人死亡
2025年4月、飯田市の天竜川の堤防道路で乗用車が道路脇の水門に衝突した。
この事故で、車に乗っていた当時19歳から20歳の男性4人全員が死亡した。4人は県飯田技術専門学校の自動車整備科の訓練生だった。
「容疑者死亡のため」不起訴に
警察は、このうち当時20歳の男性が法定速度の60キロを上回るスピードを出して運転操作を誤り、同乗者3人を死亡させたとして、11月6日に過失運転致死の疑いで容疑者死亡のまま書類送検した。
地検飯田支部は11月19日付けで男性を不起訴処分とした。
「容疑者死亡のため」としている。
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