イランの最高指導者ハメネイ師が、6月のイスラエルによる攻撃後初めて公の場に姿を現しました。
6月のイスラエルによる攻撃後公の場に姿を現していないハメネイ師は、5日、首都テヘランで開かれたイスラム教シーア派最大の行事「アシュラ」に出席し、その映像が公開されました。
6月13日に始まったイスラエルによるイランへの攻撃で、イラン軍幹部や核開発の科学者らが相次いで殺害されていて、ハメネイ師は潜伏していたとみられていました。
地元メディアによりますと、この場でハメネイ師の演説は行われず、公開された映像には集まった出席者らに熱狂的に迎えられ、手を上げて応える姿が確認できます。