テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「夏のリハーサル」をテーマにお伝えする。

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まずは「宮崎弁DEてげてげ天気予報」のコーナー、8回目は「五ヶ瀬町」編。面積が広い宮崎県では、同じ県内でも言葉が若干違う。古山予報士自身の勉強のための挑戦でもあり、26市町村制覇を「あいうえお順」で目指している。

「きょうは なんさまあちぃ~ どぎゃかなるばい じぃちゃん ばぁちゃん こらえとかんで クーラーばつけんと ぼくばい」

翻訳すると、

「きょうはとっても暑い どうにかなっちゃいそう じいちゃん ばあちゃん、我慢しないでクーラーをつけないと 大変だよ」

この先、真夏日の所が出てくるので、このように高齢者への声掛けをお願いしたい。

この先の最高気温を確認していく。8(日)は雨で気温が落ち着くが、それまでは晴れて気温が上昇する予想だ。4(水)は宮崎、5(木)は都城、そして6(金)は高千穂、えびの、都城と広い範囲で真夏日が予想されている。

ただ1つだけ朗報がある。この先の天気図を見ていくと、この先もしばらく7(土)にかけて梅雨前線は南の方に離れている。前線の北の方はまだ春の空気に包まれている。気温が上昇したとしても、カラリとした暑さになる予想だ。ただ、熱中症には注意して欲しい。

ここからは、古山圭子の「ここ行こやん」のコーナー。今回、古山予報士は都城市にホタルを見に行き、ホタルが光る動画も撮影できた。祝吉(いわよし)地区ではゲンジボタルが光っているが、実はこのゲンジボタル、西日本と東日本で光り方が違う事をご存知だろうか?

西日本は2秒間隔で光るのに対して、東日本は4秒間隔で光るそうだ。方言のようなもの。ホタルを見に行くときは、優しく見守って欲しい。

(テレビ宮崎)