テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「雷から身を守る」をテーマにお伝えする。
まずは「宮崎弁DEてげてげ天気予報」のコーナー、7回目は「国富町」編。面積が広い宮崎県では、同じ県内でも言葉が若干違う。古山予報士自身の勉強のための挑戦でもあり、26市町村制覇を「あいうえお順」で目指している。

「あんよぅ あしたは 天気がわりして ゴロン様が鳴るげなよ~ 学校で部活をする人どんは ゴロゴロ鳴ったしたら はよ避難せないかんよ~」
翻訳すると…「あのね あしたは 天気が悪くて 雷がなるみたいだよ 学校で部活をする人たちは ゴロゴロ鳴り出したら はやく避難しないといけないよ」
国富町の人が全員、雷のことを「ゴロン様」と言うわけではなく、年配の方中心とのことだが、天気に愛着を持っていると感じられる。

この先、夏にかけて雷の日数が増えていく。今回はクイズを出題。以下の4つの場所のうち2つ、雷から身を守る場所として比較的安全な場所がある。それはどこ?
①木の下
②テント
③車の中
④頑丈な建物

正解はこちら
×①木の下
木に落ちた雷が人に飛んでくる
×②テント
柱となるポールも落雷を受けやすい
〇③車の中
比較的安全。電流は側面を通って地面へと逃げていく
〇④頑丈な建物
一番安全
雷はゴロゴロと聞こえた時点で、次の雷が自分に落ちてくる恐れもある。早めの避難が必要だ。グラウンドなど広い場所で隠れるところがない場合は、車の中に入ると良い。30日の宮崎は落雷の恐れがあるので注意が必要だ。
(テレビ宮崎)