2月20日から開幕する四大陸選手権(韓国・ソウル)。

自身初めてとなる四大陸選手権と世界選手権代表の座をつかんだのが、“文武両道フィギュアスケーター”の壷井達也(22)だ。

代表の切符を壷井が勝ち取ったことは、女王・坂本花織を感激させるほどだった。

そんな壷井は、現役大学生としての顔も持ち合わせている。氷上では見ることのできない、壷井のもう一つの姿と、四大陸選手権への思いに迫る。

女王も涙した壷井の代表の座

2024年12月の全日本選手権で、表彰台にのぼった壷井。

その姿を目にした坂本は、自分のこと以上に喜び、代表発表会見では「壷井選手が選ばれたのが一番うれしかったので普通に泣きました」と感動していた。

会心の演技を披露した全日本選手権のフリー
会心の演技を披露した全日本選手権のフリー
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ショート14位と出遅れるが、会心の演技を披露したフリーで3位となり、初めて四大陸選手権と世界選手権の代表の座をつかみ取る。