3月26日から行われた世界フィギュアスケート選手権に初出場した佐藤駿。
全体6位で終え、ミラノ・コルティナ五輪の出場枠3枠獲得に貢献した。
世界を舞台にした大会で、手応えと成長を実感できたのは、大会前の宇野昌磨さんからのアドバイスが大きかったという。
激闘の大会から一夜明けて、佐藤と対談したのは宇野さん。「ホッとしているし、3枠を獲得できて本当にうれしい」と佐藤は率直な気持ちを語った。
一夜明けて宇野と対談した佐藤
――すごくよかった!演技も初日のサブリンクの練習で調整の練習だと思いますが、メインリンクの練習を見て、ジャンプの落ち着きを取り戻しているのを見て、調子もどんどん上がって、初めての世界選手権であそこまで自分の力を発揮できたのはすごいですし、僕はうれしかったです。
ありがとうございます。こっちに来てから、自分の中でもいい練習ができていましたし、練習からすごく緊張していました。
逆に緊張しすぎて、本番はむしろ気楽にいけたかなという感じで。試合ももちろん緊張しましたが、その中でも不安な要素はあまりなくて、すごくいい緊張感で臨めたかなと感じています。

――ショートもフリーも素晴らしい演技で終わった後の、佐藤選手の笑顔とガッツポーズが印象的でした。昨日も夜遅かったと思いますし、今日も朝早くからお疲れ様です。来シーズンに向けてしっかり休憩して、また来シーズンも佐藤選手の素晴らしい活躍に期待しています。頑張ってください。
ありがとうございます。頑張ります。まずは来シーズン、「オリンピックに出場したい」という気持ちが強くあります。
ただ出場するだけが目標じゃない。その先にメダルだったりが、自分の中で最大の目標になってくる。そういったことを目指して頑張っていこうと思っています。