冬は年末年始をはじめ会食の機会が多く、体重が増えてしまった経験がある人は多いだろう。
YouTubeなどでフィットネス情報を発信する、ダイエットコーチの計太さんによると、食べ過ぎによる一時的な体重増加は、2週間~1カ月もすれば戻るとのこと。1カ月以上たっても体重が戻っていない場合は要注意。

次の2つの理由が考えられるという。
(1)腸の機能の低下やむくみ
(2)一時的な体重増加ではなく、単純に太った
いずれの場合も、安易に食事を減らすのはNGだという。ではどのように解決すればいいのだろうか。
“腸”に問題があるパターン
「正月やゴールデンウィークなど、イベントの後に体重が増加しやすいというデータはあります。ただ、一時的な体重の増加は、元の生活に戻って2週間、遅くとも1カ月もたてば、自然と戻るはずなんです」と計太さん。
そもそも、数日程度の休みでいくら暴飲暴食をしたからといって、2、3キロも脂肪を増やすことは難しいという。脂肪1キロを増やすのには7200kcalが必要なので、3キロ増やそうと思ったら、必要なカロリーに加え約2万1600kcalを取る必要があるのだ。
「原因としてまず考えられるのが、腸の機能が低下して便が溜まっていること。加えて、体がむくんでいることです」

休暇などをきっかけに生活リズムが崩れると、自律神経のバランスが崩れて排便のリズムが崩れてしまう。また、不健康な食べ物を食べ過ぎていると体がむくんでしまう。
このパターンの場合は、体重は増えているが、体脂肪は増えていないのが一つの目安となる。
解消するには、次の3点を実践してみてほしいと計太さんは言う。