2つの具体的な対処法
では、どうすれば睡眠中の口呼吸による風邪や感染症のリスクを減らすことができるのだろうか。
鈴木さんによれば、2つの具体的な方法があるという。

・マスクをする
冷たく乾燥した空気を鼻から吸い込むことで、ウイルスなどを除去する粘膜線毛運動が低下する。そこでマスクを着けて少しでも吸う空気を加湿・加温することによって、鼻の機能を助けることができる。

・横向きで寝る
あおむけに寝ると重力に負けて、舌根部位や下顎が下がり、口が無意識に開いてしまうことがある。それを防ぐためには横向きで寝たほうが効果的とのこと。
9つのチェック項目で発見!
日中は意識すれば、自分で口呼吸になっていることに気づくことができるだろう。しかし、眠っている間は意識がないため、自分で判断するのは難しい。
一体どのようにして気づけば良いのだろうか?