「めざまし8」が「物価高から家計を守る節約術」としてお伝えする第2弾。
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取材したのは東京・江戸川区にある鮮魚店「江戸川市場 新兵衛」。豊洲で仕入れる魚介類が自慢のこちらのお店では、値上がりが続いているといいます。
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江戸川市場「新兵衛」篠﨑幸雄さん:
大体、養殖関係が、かなり上がっていますね。カンパチ、マダイ、あとヒラメですね。
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店頭に並んだ養殖のカンパチやマダイ、ヒラメなどは、1kg当たりの販売価格がこの2~3年で約200~300円値上がりしました。
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江戸川市場「新兵衛」篠﨑幸雄さん:
何しろ養殖なのでエサですよね、エサ。あと輸送費ですか、ここに運んでくるね、輸送費が上がっているところからじゃないかなと思います。
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他にもサケは、1kg当たり600円ほど値上がり。
魚の価格が高騰する中、買い物客は…。
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買い物客(60代):
スーパーなんか行くと、やっぱりお刺身とか高くなっていますよね。安いお魚で煮付けにしたりとか、塩焼きにしたりして、安いお魚でちょっと家計を抑えています。
買い物客:
どうしても食卓からお魚の機会が減ってきているような気がします。もう「何が食べたいから、これを買おう」じゃなくて、その日見て、これが新鮮で安そうだからメニューを考えると、逆パターンになっていますね。
「魚」を安く手に入れるには?プロが教える“節約術”
魚介類の価格が高騰している原因のひとつは「円安」、さらに温暖化による海水温が上昇したことで魚の生息エリアが変わり、取れていた魚が取れなくなっていること。
その上で、世界的な魚需要の増加なども加わり、いつまで高騰が続くかの見通しが立っていません。
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そんな中、「魚」をお得に購入するには、どうしたらいいのか?食品アドバイザーの和田由貴さんをはじめ、専門家に節約術を聞きました。
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【節約術 その① 「市場の休場日」を把握】
食品アドバイザー 和田由貴さん:
お魚の卸売市場のお休みは、だいたい日曜と水曜のことが多いです。そうすると、その日は仕入れがないということになりますので、鮮度のいいお魚も入っていないし、その日の朝にいいお魚をたくさん仕入れることで安く販売できるので、休みの日に買い物に行くとあまりいいものを買えないし、お高いかなという感じですね。
ですから、日曜と水曜はちょっと避けた方がいいかなと。
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【節約術 その② 「魚は29日、肉の日に買え」】
ショッピングアドバイザーの今野保さんによると、多くのスーパーが行っている29日の「肉の日」は、肉にばかり客が集まるのに対抗しライバルの鮮魚コーナーは、魚の安売りをする店が多いということです。
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【節約術 その③ 「店頭に一番多い魚を買う」】
魚の伝道師である上田勝彦さんによると、その日、店頭に一番たくさん出しているパックの魚がオススメ。一番多いのが旬な魚。出回っている量が多いから安い。旬の魚をちゃんと扱っている所は良い店の証しだといいます。
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【節約術 その④ 「魚は1匹まるっと購入」】
お造りになっていたり、柵(切り分けた身)になっている物より、1匹まるっと買った方が3割ほど安い。鮮魚コーナーでは無料でさばいてくれるので、さばけない人でも大丈夫。
――使い切れなかった場合はどうすれば?
食品アドバイザー 和田由貴さん:
お魚も冷凍は大丈夫なので、例えば半身はおつくりだったりお刺身用にしてもらって、残りは切り身にして、一切れずつラップにまいて煮物にしたり焼き物にしたりという感じで使うといいですね。
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【節約術 その⑤ 「未利用魚を活用」】
魚の伝道師である上田勝彦さんによると、特定の地域でしか流通していない魚や魚体に傷があり出荷できない魚などの「未利用魚」が約100種類もあるそうです。
インターネットやアプリで誰でも簡単に購入可能で、1~3㎏で2000~3000円前後とお得です。
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【節約術 その⑥ 「お得シールどれが1番オススメ」】
スーパーで買い物をする際に、商品に「お買い得」「広告の品」「タイムサービス」「店長イチオシ」といったシールが貼られているものをよく見ると思いますが、食品アドバイザーの和田由貴さんによると、実はこのシール、「順番」があるのです。
値引き額の大きい順に、
▼タイムサービス
▼広告の品
▼店長イチオシ
▼お買い得
となっているそうです。
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食品アドバイザー 和田由貴さん:
安く売っている時間が短ければ短いほど、安くなりやすいんですね。なので、タイムサービスより本日のお買い得、本日のお買い得より今週のお買い得みたいな感じで、時間が長くなれば長くなるほど割引率は低くなっていくので、タイムサービスがかなり安いかなと思います。
急に雨が降ってきた日などは、タイムサービスが急に行われる可能性がありますので、そういうところもチェックした方がいいかと思います。
(「めざまし8」5月22日放送より)