トルコの観光地で、撮影者がクマに不用意に接近し、危険にさらされる瞬間がカメラに捉えられた。撮影者は親子とみられるクマに車で近づき餌を与えていたが、親グマが急接近。突然、車を襲い、車内は恐怖に包まれた。地元当局はこうした軽率な行為をやめるよう警鐘を鳴らす。
観光客の軽率な行動でクマが襲撃
トルコで撮影されたのは、「逃げて、逃げて!」と目撃者が声を上げる中、大きなクマが車に襲いかかる恐怖の瞬間だ。
しかし、この事態を招くきっかけは、撮影者自身の不注意な行動にあった。

現場はトルコのクマの生息地として知られる、人気観光地「ウルダー国立公園」だ。この時、撮影者はクマに餌をあげようと車で近づいていたのだった。
撮影者は無謀にもクマに接近し、「来て!来て!」と呼びかけていた。
クマ刺激してはダメ!当局が注意喚起
撮影されていた現場には親子とみられるクマがおり、子供達はエサに夢中な様子だった。

しかし、親グマは威圧するように、撮影者に急接近してきた。
これに車に同乗していた女性は「閉めて!閉めて!閉めて!閉めて!」と声を上げ、必死に危険を訴えていた。

クマが撮影者をチラリと見て、目が合ったと思った瞬間、クマが襲いかかり、映像が乱れて画面は真っ暗になった。
地元メディアによると、クマの写真や動画を撮るためにむやみに近づく行為が問題視されているという。国立公園当局は「クマを刺激したり、餌を与えたりしてはいけません」と市民などに対し、警鐘を鳴らしている。
(「イット!」 8月19日放送より)
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