愛知・豊橋市で8月20日、ライダーと車のドライバーが口論から殴り合いになり、通行人が止めても再燃して数分間にわたり道路をふさぐ騒ぎになった。最後はドライバーが車へ戻り、ライダーは走り去った。
ヘルメットかぶったライダーにドライバー応戦
8月20日午前8時過ぎ、愛知・豊橋市の路上でカメラが捉えたのは、ヘルメットをかぶったライダーと車のドライバーのただならぬ様子だ。

撮影者は「“路上の伝説”で有名な豊橋ですので、ストリートファイトが始まったなと」と当時の様子を話す。
言い争いを続けていた2人の男性だったが、次の瞬間、ライダーがドライバーの胸を突き飛ばし、殴り合いのけんかに発展したのだ。
その後、ドライバーがライダーに馬乗りになり、体を押さえつけたところで、見かねた通行人が仲裁に入り騒動は収まった、かと思いきやライダーが再びドライバーをパンチした。
第2ラウンドに突入してしまったのだ。

これにドライバーも応戦し、ライダーの体を押さえつけると、背中をパンチした。はずみでヘルメットが外れてしまった。
またも通行人が割って入り、事態はようやく収束しかけたと思われたが、それでも怒りが収まらなかったのか、ライダーがヘルメットを車の窓に「ドン!」と叩きつけた。
これで再び火が付き、第3ラウンドに突入した。
“高めようモラル 守ろうルール”
互いにパンチの応酬を繰り広げ、再びドライバーが馬乗りになり、1発パンチをした。

ようやく事態の大きさに気付いたのか、「もうやめよう」とでもいうかのように合図を送った。
数分にわたり道をせき止めた2人のけんかだったが、ドライバーは車に戻り、ライダーは走り去って行った。
けんかの原因は明らかになっていないが、撮影者は「市の交通安全スローガン“高めようモラル 守ろうルール”を守ってほしい」と訴えた。
(「イット!」8月22日放送より)
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