毎日予定通りにフライトしている飛行機。この運航スケジュールを陰で支える存在がいる。

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ANAのスケジューラー、合原 翠(ごうはら・みどり)さん(29)。

スケジューラーとは、パイロットの訓練や飛行時間、スケジュールなどすべてを管理するスペシャリストだ。

ANAのスケジューラー 合原 翠さん「約1000人のパイロットの方たちの勤務を15名のスタッフで作っております」

飛行機を巡る事故もあり、“安全管理”への関心は高まっている。

「空の安全」を守るためのトラブル対応は、日常茶飯事で取材中もこんな事態が。

2日後に搭乗予定だったパイロットが急遽、フライトできない事態になった際「国際線なので、早急に対応したいと思います」と、電話でパイロットと勤務確認する合原さん。

合原 翠さん「わかりました。じゃあ、一旦VAC2(=有給休暇)にしておきますので。明日、大丈夫ですか?途中で降りるとか」

合原 翠さんは、3年前までグランドスタッフとして勤務。異動してからスケジューラーという仕事を知り、奮闘の日々が始まった。

合原 翠さん「すごく大変です。小声になっちゃった・・・責任重大な仕事をしている部分ではあるので素直に楽しいです。」

空の安全を守る合原さんの活動はあすも続く。
(「イット!」4月12日放送より)