東京タワーのふもとで、歩道を撮影する人たち。
今、東京・港区で、なぜか道路に向かってカメラを向ける人が続出しています。

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ディレクター:
こちらの女性たち、地面にスマートフォンを向けてますね。

商店街では、ぬいぐるみを手に地面を撮影したり、しゃがみ込み自撮り棒で撮影する人、さらに図書館の前には、外国人の姿もいました。

港区でカメラを地面に向ける人続出…そのワケは?

30代女性:
もうレジェンド、もう本当に偉大な存在です。

50代女性:
やっぱりあの「月に代わってお仕置きよ」、あのセリフがすごいインパクトがあって。

――何を撮影しているんですか?
20代女性:
セーラームーンのマンホール。

女性たちが撮影していたのは、「美少女戦士セーラームーン」がデザインされたマンホール。

「美少女戦士セーラームーン」はコミックス累計発行部数が4500万部以上。
日本のみならず、40以上の国や地域でアニメが放映されるなど、大人気の少女漫画です。

マンホールが設置されたのは、作品にゆかりのある港区内の5カ所。全て異なるデザインで、全国初の試みとなります。

セーラームンのマンホールが配置している港区の5箇所
セーラームンのマンホールが配置している港区の5箇所

3月下旬にお披露目され、大きな話題となり世界中から多くの人が撮影に訪れているんです。

神奈川県からきた女性:
大好きです!今日これだけのためにきたので。
最高ですよね、生で見れてうれしいです。

めざまし8の取材班が、東京タワーのふもとで出会ったのは、ファン歴30年という女性。

もう1カ所撮影に行くというので、同行させてもらいました。

ファン歴30年の女性:
もう尊い。
マンホール設置してくれてありがとうございます。

撮影に訪れた人たちからは、港区を知るいい機会になったという声もありました。

ファン歴20年セーラームーンファンの女性:
セーラームーンをきっかけに、ここに初めて来たので、すごいいい取り組みだと思います。

ファン歴約4年セーラームーンファンの女性:
歩いたことない道とかもいっぱいあったので、すごい街を知るいいきっかけだなって思います。(「めざまし8」4月3日放送より)